動画生成AI「Sora」を試してみた
先日、ChatGPT上に突然現れた動画生成AI「Sora」。 文章(プロンプト)から映像が作れるということで、さっそく試してみることにしました。
事前にChatGPTに「Soraのプロンプトの書き方」を相談し、 スタイルやキャラクター、背景、動き、感情など細かく記述したプロンプトを準備。
いよいよ生成ボタンをクリック!
結果:出てきたのはまさかの実写風
ところが…
出てきた動画は、アニメ風とはほど遠い実写っぽい女の子とリアルな背景。しかも何かおかしい? ちょっとホラー系のショートムービー??
“anime-style” とか “cel-shaded” とか、ちゃんと入ってるけど……
翻訳したのお前やろ!!
と、思わずChatGPTに突っ込みたくなりました(笑)。
ChatGPTの見解:なぜ実写っぽくなったのか?
その後、再度ChatGPTに相談してみたところ、以下のような見解が得られました。
- プロンプトに “anime-style” を入れても、内容や他の表現次第でリアル寄りになることがある
- 実写風の語句(たとえば光の表現や構図の描写)が含まれていると、Soraがそちらを優先する傾向がある
- よりアニメ調にしたいなら、以下のようなキーワードを強化するのが有効
- “flat color”
- “cartoonish”
- “2D illustration”
- “hand-drawn”
なるほど……プロンプトの文言の細部が想像以上に影響しているようです。
今後はアニメ調を目指して再チャレンジ
今回の失敗をもとに、今後は以下の点を重点的に調整していくことにしました。
調整項目 | 内容 |
---|---|
描写スタイル | “flat color”, “cartoonish”, “2D illustration” を追加 |
キャラの印象 | よりデフォルメされた特徴(例:chibi, soft features)に変更 |
背景の表現 | “anime kitchen”, “pastel colors”, “hand-drawn style” などを使用 |
アニメ風にするには、やはり全体のトーンや用語の選び方に統一感が必要というのが見えてきました。
今回生成した動画(YouTube)
以下に、今回Soraで生成した動画を掲載しています。
※ 実写風になった参考例としてご覧ください。
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